Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」
Fukase「Fukaseです。」
Saori「Saoriです。」
DJ LOVE「DJ LOVEです。」
Nakajin「『SEKAI NO OWARI “The House”』。今回もリスナーの皆さんから届いたメッセージを紹介していきます。」
埼玉県
まりも
セカオワの皆さん、こんばんは。
『インサイドヘッド2』を観てきました。映画の内容でも感動して涙しましたが、『プレゼント』が流れた瞬間大泣きしてしまいました。
ハズカシがLOVEさんに似ていてかわいくて愛おしかったです。
そこで最近恥ずかしかった出来事は何かありますか?
Fukase「LOVEさんってああいう風に見えるの?」
DJ LOVE「あんな感じじゃないよね。」
Fukase「違うよね。もっと横柄な人間でしょ?」
DJ LOVE「横柄かなぁ(笑)」
Fukase「横柄な人間(笑)昭和の男子みたいなところがあると思う(笑)」
DJ LOVE「昭和かなぁ、そんな。」
Fukase「昭和じゃない?」
Saori「LOVEさん、昭和だよ。」
DJ LOVE「昭和か。」
Fukase「まぁまぁまぁ。令和っぽくはないかな。」
Saori「令和感はない。」
DJ LOVE「平成っぽくもない。」
Nakajin「(笑)」
Fukase「平成って言うとなんだろう(笑)平成ってどういうイメージ?割と明るいイメージじゃない?」
Saori「平成は明るい。」
DJ LOVE「昭和、暗いか?(笑)」
Fukase「暗いっていうか厳格な感じはあるかな。」
Nakajin「まぁ。」
Fukase「俺も昭和男子感というか。完全になくなってる同世代とかいないよね。」
DJ LOVE「いないと思う。」
Saori「まぁ、本当に昭和生まれだしね。」
Nakajin「しかたないよ。」
Fukase「いやぁ。恥ずかしかったことって最近ありますか?」
DJ LOVE「恥ずかしかったことねぇ。」
Fukase「恥ずかしかったことか。俺なんかしょっちゅう恥ずかしいんだけど。恥かいて生きているようなもんだよ。」
Saori「(笑)」
Fukase「難しいけどね。何か若い頃の方がない?恥ずかしいことって。」
Saori「うん。」
DJ LOVE「それはそうだよね。」
Fukase「大人になって恥ずかしいことって、結構致命的な感じがする。」
Nakajin「そうだね。何か小さいときはあるよね。思春期の頃とかね。」
Saori「子供のときっていうか。若いときはさ、Fukaseくんと喧嘩しているときにさ。中学生、高校生のときに言葉の言い間違えで。」
Fukase「あぁ。“子煩悩”ね。」
Saori「そうそう(笑)」
Saori「喧嘩してるときに『おまえ本当に子煩悩だな。』って。Fukaseくんが最後に言ったの。」
Fukase「うん。そう言ったの。」
Saori「セリフでね。」
Fukase「捨て台詞ですよ。」
Saori「捨て台詞でね(笑)」
Fukase「『こ(笑)子煩悩?(笑)』って(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「(笑)」
Fukase「Saoriちゃんの鬼の首を取ったような顔を今でも忘れない(笑)」
Nakajin「(笑)」
Fukase「説明すると、たまたまSaoriちゃんと喧嘩する前ね。喧嘩したのがバーミヤンなんだけど。バーミヤンの下にコンビニあったでしょ。」
DJ LOVE「うん。」
Fukase「コンビニで『バキ』を読んでたわけ。『バキ』の勇次郎が『子煩悩だな。』みたいなことを言われるわけ。」
DJ LOVE「そうだね。」
Fukase「それを“子煩悩”が分かんなかったけど、英語のアレと同じ。英語のテストと同じで文脈で理解したわけ(笑)」
DJ LOVE「これはバカにしてるな、と(笑)」
Fukase「これはバカが、みたいな意味だなって思っただろうね(笑)前後の文脈から察するに(笑)」
Saori「(笑)」
Nakajin「子供の脳みたいな(笑)」
Fukase「そう(笑)『子煩悩が!』(笑)」
Saori「(笑)」
Fukase「一生言われるんだよね。」
Nakajin「一生(笑)」
Saori「恥ずかしいことってそれくらいだよ(笑)“子煩悩”が毎回再生されちゃうんだよね(笑)」
Fukase「いや、もう忘れられないよ(笑)バーミヤンでの出来事は(笑)」
2曲目
神奈川県
歩く枕
私は将来、映画監督になるのが夢です。
今は大学で映像を学んでいて、この夏休みに初めて自主で短編映画を制作する予定です。しかし、スタッフ同士ですれ違うことが多く、いっそのこと1人で作った方が早いと思ってしまいます。
セカオワの皆さんは、みんなで曲を作るときにすれ違うことはありますか?
また、そのときはどうしていますか?
Saori「なるほどね。」
Nakajin「1人で作った方が早い。」
Saori「でも映画は。」
Nakajin「とんでもないですよ。」
Saori「音楽もそうだけど、映画はもっと1人では作れないというか。チーム戦だろうから、何とかしなきゃいけないんでしょうね。」
Nakajin「そうね。」
Saori「曲を作るときにすれ違うこと?あるかな。」
Nakajin「すれ違うっていうか。」
Fukase「食い違うでしょ。」
Nakajin「そうだね。」
Fukase「すれ違っちゃ(笑)」
DJ LOVE「あれ?って(笑)」
Saori「たしかに(笑)」
Fukase「どうだろうね(笑)音楽制作の最中に意見がすれ違うってときってどういう感じ?(笑)」
Saori「あれ?今いた?みたいな(笑)食い違うことね。」
Nakajin「ないことはないけど。」
Saori「あるけど。みんなモチベーションが同じだけあればさ、別に食い違っててもそういう意見もあるかと思って。うちは全部試すよね。」
Nakajin「大体やるっていうのは。」
Saori「ね。ドラムのAパターン、Bパターンみたいにあって。どっちがいいかな、みたいになったときに、じゃあもうNakajinが両方作りましょう!みたいな(笑)」
Nakajin「そう…(笑)」
Saori「もう力技でね(笑)」
Nakajin「そのあとはすごい割れるってことは、そんなにない気はするけどね。」
Saori「そうね。」
Nakajin「こっちかな、っていう方に大体なっていくような気がする。」
Saori「でもきっと今の私たちはもう態勢ができてるけど、もっと。」
Nakajin「序盤っていうか。」
Fukase「うん。」
Saori「チームを作る段階で。」
Fukase「難しいね。」
Saori「そこはね、Fukaseくんが最初束ねてきたとこあるんじゃない?」
Nakajin「あったよね。」
Fukase「言葉だよね。」
Nakajin「言葉だね。」
Fukase「とにかく言葉。言葉が多くなくてもいいんだけど、この曲を作る上でどういう曲を作るのかっていう目的をはっきりさせてないと。まずとにかく進んで行く道が違う。自分の好きなの作りたいのか。いろんな人に楽しんでもらいたいのか。すごくニッチなものを作りたいのか。すごく局所的にウケるものを作りたいのか。」
DJ LOVE「うん。」
Fukase「まず大雑把にでも何個か目標があって、まずそこの目的が、みんなが一緒じゃないと、どこ進んでも一緒にならないから。そうやってどんどん狭めていって。逆算していって、じゃあ今やらなきゃいけない1歩はこれだよね、みたいな言葉。」
Saori「うん。」
Fukase「あんまりやらないかもしれないけど、でもうちはそうしてきている気がする。」
Saori「そうね。」
Fukase「だから逆にこの曲売れなくていい。ニッチで俺が好きなものだけやりたいという曲もあるし。それを決めてそういうふうにやっていくときもあるし。」
Nakajin「うん。」
Saori「この曲はたくさんの人にリーチしたいってなったら、じゃあドラムはこっちだよね、みたな。」
Nakajin「そうなるとそんなに意見も割れることはない。」
Fukase「好みで話すとさ、千差万別になるからさ。すれ違うよね。」
Nakajin「(笑)」
Saori「すれ違うね(笑)」