第213回 因果応報はあるか 2024年4月27日

広島県
布団が吹っ飛んだ

私は中学生のときと前の高校でいじめられていたのですが、それをお母さんに言うと、「自分がやったことは自分に返ってくるからね。」となだめられました。
でも、私のことをいじめたいじめっ子は、今もクラスの中心でピンピンしています。
結局、自分がやったことは自分に返ってくるという言葉は、その時のやられた側の気持ちを落ち着かせるものに過ぎないのかな、と思ったのですが、セカオワの皆さんはどう思われますか?
また、自分がやったことが自分に返ってきたという経験がもしあるなら聞きたいです。

Fukase「そうね、返ってこない。返ってくるかなぁ。因果応報ってことでしょ?」

Saori「いじめをしたら、後で悪い目に遭うってことでしょ?」

Fukase「まぁ、そうっすね。」

Saori「それはね、多分ね、ないと思うんだよね。」

Fukase「うん。いじめてたやつっていうのは意外と強く生きてんだよ。」

Saori「あんまり1人の意思だけではいじめにならないからさ。なんとなく連帯で別に私1人でやったわけじゃないし、みたいな。その中にも正義があったりするから。そんなに『何て悪いことをしてしまったんだ…』って思ってないから。」

Fukase「思ってないね。」

Saori「後悔の念とかですごい罪悪感に苛まれるみたいなことはやっぱりないんだよね。いじめをした側は。」

Nakajin「うん。」

Fukase「自覚すらないんじゃないの?下手したら。」

DJ LOVE「下手するとそうだよね。」

Fukase「自分もいつも思うよ。自分がそっち側になってたことがないか。考えないとわかんないものなんだよね。」

Saori「それはそうだね。でも私もいじめられてたことあるけど、いじめられてたことが大人になる過程で自分にちゃんと返ってきたなっていうのは思うの。」

Fukase「なるほどね。」

Nakajin「うん。」

Saori「やっぱりいじめられる辛さがよくわかるし、例えば自分の子どもがいじめられたときになんて声をかけようと思うだろうって、想像することができるし。別に大人の社会の中でもいじめみたいなこと起きるからさ。」

Fukase「それはね。」

Saori「そうだからそうなったときに、どういうふうに考えればいいかって考えられるし。ものすごくこう有益な経験になってると思うわけ。」

Nakajin「うん。」

Saori「だからもちろんあのときは辛かったしマイナスだけど、ちゃんとそれが返ってきたなって思う。そのいじめた人達は何もないかもしれないけど、こっちはものすごくたくさんのものを得たよと思ってるけど。」

Fukase「そうだね。苦労は買ってでもしろみたいな言葉もあるから。」

Saori「そうそう、そういうことなんでしょうね。」

Fukase「割とそういう経験が自分にもあるからそう思いますけどね。」

Saori「優しくなれるよね、人に。やっぱり辛いことがあったら。」

Fukase「どうかな。、それはもう。どうやって受け止めたかによるんじゃないの?結局。何か別にそれでやっぱりこう、憎しみに蝕まれてしまったりするとそうでもない。」

Nakajin「うん。」

Fukase「要するに自分がやられたことを割と人にやってしまうっていう。」

Saori「うん。」

Fukase「どう受け止めるかによるんじゃないの。」

Saori「たしかにね。」

2曲目


DJ LOVE「『SEKAI NO OWARI “The House”』ではみなさんからメッセージを募集しています。番組への感想、質問、僕らに選曲してほしい選曲テーマなどどんなことでも大丈夫です。アドレスは http://www.tfm.co.jp/house 。」

Nakajin「それでは、また来週土曜日の夜10時半にお会いしましょう。ここまでのお相手はSEKAI NO OWARI、Nakajinと、」

Fukase「Fukaseと、」

Saori「Saoriと、」

DJ LOVE「DJ LOVEでした。」

3曲目

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