東京都
ポイポイ
セカオワの皆さんに質問です。
カメラロールにある写真を1枚だけ残して全部消すとしたらどの写真を残しますか?
私は飼っている猫の赤ちゃんのときの写真を残したいと思います。
Fukase「なんでこんなことしなきゃいけないの。」
Nakajin「ね(笑)すごい設定(笑)なんでこんなことしなきゃいけないのかわかんないけど(笑)」
Fukase「何を残すかなぁ。」
Nakajin「残すかですってよ。」
Fukase「子供の写真なんでしょ?あなたがたは。」
Nakajin「子供の写真以外でいこう、ここは。」
Saori「いやぁ、もう。」
DJ LOVE「子供の写真はみてね(※1)にあげてるでしょ。」
※1:アルバム共有アプリです。子供の写真を家族に共有することができます
Nakajin「それずるいよ。それも込みで。みてねも全部消すよ。」
DJ LOVE「それも消さなきゃいけないの!?それはひどいなぁ。」
Saori「1枚だけ?」
Nakajin「1枚だけ。」
Fukase「何も残らない。すべて抹消されるから。」
Saori「クラウドとか無しですか?」
Nakajin「なし!クラウドとかなしで。ネットない。」
DJ LOVE「なしかぁ。」
Nakajin「でも俺はたまに見るんだけど、僕らはライブデビューする前に横浜で路上ライブをしたときに撮られた写真があって。」
Fukase「うん。」
Nakajin「お客さん全然いないけど、俺たちが路上で演奏しているときの写真。」
Fukase「うん。」
Nakajin「あの写真、カメラロールでお気に入りしていますね。」
Fukase「うそ!?あれ見て。」
Nakajin「たまに見て奮起してますね。」
Fukase「あ、本当?悔しかったってこと?」
Nakajin「そうだね。あれなんか。」
Saori「子供が座ってるみたいなやつ?」
Nakajin「そう。子供が座ってるやつ。」
Saori「あれさ、本当に撮られた写真なの?」
Nakajin「あれさ、誰が撮ったの?」
Saori「なんかすごい綺麗な写真じゃない?なんかあんな誰が撮ったんだろうね。」
Fukase「Saoriちゃんがブログであげたりしたんじゃないの?」
Saori「いやいや、違うと思う。」
Fukase「違うんだ、じゃあ謎だね。」
Saori「子供が2人座ってて、その奥に全然お客さんのいない中で演奏してる私たち。」
Nakajin「そうそうそうそう。」
Saori「あの写真すごい綺麗だよね。」
Nakajin「すごい写真だよ。」
Saori「なんか、作ったみたいじゃない?綺麗ですごくよくできてるとういうか。」
Nakajin「『じゃあちょっとそこに座ってくれる、君たち?』って言って撮ったみたいな感じになってるよね。」
Saori「ね。誰が撮ったか名乗り出てきてほしいよね。」
Fukase「あのときSuchmosの前身バンドIvoryが一緒だったんだよね。」
Nakajin「そうだね。」
Saori「あぁ〜!あのときか。」
Nakajin「みなとみらいの。」
Fukase「そう。あの誰もお客さんのいないときに、世界の終わりとSuchmosの前のIvoryがやってたんだよね。」
Saori「そっか。」
Nakajin「ランドマークタワーの。」
Fukase「あのとき横浜を歩いて素通りしたやつは節穴ですよ。」
一同「(笑)」
Nakajin「俺たちの原石感に気付けなかった。」
Fukase「ちょうどフライヤーをね。俺とLOVEさんはちょっとフラっと終わった後歩いて。俺たちのさ、身銭よ。身銭を切って作ったフライヤーをくしゃくしゃにして、その辺の自転車のカゴに入れた写真を撮ったんですよ。」
DJ LOVE「撮りましたねぇ。」
Fukase「これ撮っとこうぜ、って言って。」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「でもね、そんな切羽詰まってないの。別に、そんなものがっかりしてないし、『大丈夫大丈夫。時間があれば上手くいくと思ってるから。これ絶対記念になるから撮っておこうぜ。』っていうすごい嫌な奴の。嫌なやつの気持ちで撮ったっていう。」
Nakajin「っていう。」
Fukase「あの写真ね。」
Nakajin「あのときの写真。」
Fukase「確かにいいと思います。」