第181回 『最高到達点』 初フルOA 2023年9月16日

奈良県
最中っ子

『ONE PIECE』の主題歌『最高到達点』。
アニメーションも素晴らしくてワクワクしながら観ました。個人的には鐘の音が好きです。
『最高到達点』の曲作りのエピソードがあれば教えてください。

Nakajin「そうね。」

Fukase「転調したよね。」

Nakajin「転調したね。」

Saori「サビをちょっと上げよう、ってことになってね。」

Fukase「Nakajinが転調したときに自分であんまり納得いってなくて、俺たちの送ってくれていなかったんだよね。」

Nakajin「そうだね。『これどうかな…?むずくないかな…?』って思って。」

Fukase「で送ってくれてなくて。『あんま納得がいっていない。どう…?』みたいな感じで最終的に送られてきて。聴いて『なしじゃない気がする。』って思った。」

Saori「うん。」

Nakajin「そうだ。でも、本当はサビだけ1音下げとかの感じだった。」

Fukase「もっと低かった。」

Nakajin「サビが。」

Fukase「うん。」

Nakajin「若干落ち着いた感じだったんだけど。1音上げになった。」

Saori「最終的にね。」

Nakajinそれでなんかぐっと固まった感じあって。」

Fukase「うん。」

Nakajin「YouTubeでも上がっているじゃないですか。OPの動画。それでコメントとかを見るじゃないですか。」

Saori「うん。」

Nakajin「それで何か驚いたんですけど、この曲がわりと僕らにとってはアップテンポ。速いし元気があるんじゃないですか。」

Saori「うん。」

Nakajin「コメント欄とかを見ていると『今回は意外と大人しいオープニングでこれもこれでアリだな。』とか。」

DJ LOVE「あったね。」

Nakajin「『落ち着いてる。』みたいな言葉がすごい見られたわけよ。」

Fukase「うん。」

Nakajin「『こんなに激しいのに!?』って(笑)」

Fukase「俺たちの中では最速なんだよね(笑)俺の中で最速なんだけど。」

Saori「音程の高低差はそんなないよね。」

Nakajin「そういうことなのかな。」

Fukase「でももともと落ち着いた曲をめっちゃ速くしてみたんだよね。めっちゃ速くなりすぎて。」

Saori「あぁ〜、あった。」

Fukase「めっちゃ速いときもあって。これ言葉が聞こえない、って言ってやめたんだよね。」

Nakajin「うん。」

Saori「原曲というか。このアレンジをする前の段階はもうちょっと落ち着いてたよね。」

Fukase「もっと緩かったんだよね。」

Saori「すごい緩かった。それをなるべく激しくしよう、と。」

Fukase「ちょうどいいところまでね。激しすぎるとね、Aメロの良さがなくなっちゃうな、って思った。」

Nakajin「そうね。」

Fukase「これは早すぎるわ、って。『聞こえんぞ、伝わってこないぞ。』ってなって止めたんですよ。」

Nakajin「自分達らしさを結構大切にしながらやったかなぁ。」

Fukase「そうね。」

Saori「これストリングスとブラスが両方入ってるんじゃない?高いんだよね、音域が。」

Nakajin「そんなんありましたね(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「管楽器の方も弦楽器の方も弾くたびに笑ってたもん。高すぎて(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「『これはもう“最高到達点”ですわ(笑)』ってみんな笑ってた。」

DJ LOVE「どっちのチームも言ってたもんね(笑)」

Saori「そう(笑)高すぎて。」

Fukase「『“最高到達点”ですわぁ〜』って?』

Saori「うん。」

Fukase「いじってんの?」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「いじってんな(笑)」

Saori「そんぐらい高かった。」

Nakajin「『今年、最高音です〜。』って(笑)」

Saori「あ、言ってた(笑)」

Nakajin「言ったたよね(笑)」

Fukase「まだ夏も終わったばっかりだ。」

Nakajin「(笑)」

Fukase「『まだ出るよ!』って言えばよかった(笑)『まだいけるよ!』って(笑)」

Saori「(笑)」

Nakajin「いろいろな意味で“最高到達点”なんですよね。」

Saori「うん。」

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