Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」
Fukase「Fukaseです。」
Saori「Saoriです。」
DJ LOVE「DJ LOVEです。」
Nakajin「『SEKAI NO OWARI “The House”』。今日はリスナーの皆さんから届いたメッセージを時間の限り紹介していきます。」
北海道 やまげん 先日、私の学校では文化祭がありました。 そこでは私は全校合唱のピアノ伴奏を担当しました。私の前の伴奏者は練習より上手くいって大成功。いざ私が弾く出番。私は手が震えて音を外したり、途中で止まったり、大失敗に終わりました。悔しくてたまりません。練習もあんなにしたように、みんなからたくさん応援してもらっているのに。今、私は怖くてピアノに触れられません。 セカオワの皆さんも同じ失敗ありますか?もしあるとしたら失敗した時、どんなふうに立ち上がっていますか?
Saori「これねぇ〜。ピアノっていうのはさ、本当にね、震える。プレッシャーの高い楽器だな、と思うよ。思いません?」
Nakajin「ギターかて。」
Saori「いや、なんかギターってさ。」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「何かノリが違くない?(笑)」
Nakajin「何よ(笑)ノリは一緒だよ!(笑)」
Saori「なんかさ、ギターってさ。パチパチパチパチパチ…、シーン…、みたいなところから弾く感じじゃないじゃん?ノリがちょっと違うじゃん。」
Fukase「あるよ。」
Nakajin「あるじゃん。」
Fukase「『銀河街の悪夢』はそうやってNakajin始めるじゃん。」
Saori「まぁね。」
Nakajin「『銀河街の悪夢』のとき、手震えてるし。ちゃんと。」
Saori「なんか、こう。」
Fukase「いや、ボーカルはね。ミスるとさ。てへぺろなんつって。」
Saori「あんただけよ。そんなことしてるの(笑)」
Nakajin「(笑)」
Fukase「38歳なのに間違えちゃって超かわいい、みたいな(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「キュート丸出しおじさんっていうので誤魔化せるのは2回まで。」
一同「(笑)」
Nakajin「2回まで。」
Saori「よかった(笑)」
Fukase「2回までなんですよ(笑)2回ミスると『お、おぉ…、今日、ミスってるっていうかやる気ないのか?』って。」
Nakajin「(笑)」
Saori「そうね(笑)」
Fukase「トマト飛んでくるから。」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「たまたま持ってる人がいたんだね(笑)」
Fukase「卵とかさ。本当に。」
Saori「スーパーの帰りに寄ってくれた人ね(笑)」
Fukase「めちゃくちゃ、歌詞を2回間違えちゃったときの俺はすごい調子が悪そうにしている(笑)」
Nakajin「あぁ(笑)」
Saori「(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「悪いじゃなくて?(笑)」
Fukase「悪そうにしてる(笑)『あぁ…!クソ!』みたいな(笑)」
Saori「ちょっと(笑)」
Fukase「『クソ!』みたいな顔をするだろうね、やっぱ。俺ほどになると(笑)」¥
Nakajin「(笑)」
Fukase「という感じですけれどもね。」
Saori「まぁね。ピアノは分かるよ、すごい。プレッシャーがあるんですよ。特に伴奏とかだとさ、自分が止まっちゃうと、この音楽が止まっちゃうっていうプレッシャーね。」
Fukase「まぁ。」
Saori「それはギターも一緒だと思うけどさ。」
Nakajin「一緒ですよ。」
Saori「1人で弾いてるときね。やっぱすさまじいね。プレッシャー。私も座ったけど1音目が分かんないって夢とか、もう1万回ぐらい見たから。めちゃくちゃ気持ちは分かるんだけど、やまげんはもう完全に今ピアノがマスターになってしまって。」
Fukase「出た、またその話だ。」
Saori「自分がスレーブになってしまってるんですよ。これが問題。ピアノが怖いと恐れてしまってるから。」
Fukase「うん。」
Saori「それだともう完全に主導権をピアノに握られてしまってるから。これは逆転しなきゃいけないんですよ。自分がマスター。で、ピアノには『私が弾いてあげているから。あんなに練習したんだから大丈夫だよ。』ってピアノに言う。」
Fukase「うん。なるほどね。」
Saori「そう。『私たちあんなに練習したじゃん。怖がらなくていいよ。』って。その恐怖の気持ちをピアノに言いかけてみてください、って感じかな。『みんなからあんなに応援してもらってる。やってきた。だからあなたは大丈夫よ。私に弾かれてれば大丈夫。』って落ち着けようとすると、結構ね、落ち着いて弾けるんじゃないかなと思うんだよね。主導権を絶対ピアノに渡しちゃいけない。握ってこようとするんですよ、あいつは。」
Fukase「なるほどね。」
Nakajin「弾かされてるみたいな。」
Saori「向こうがすごい大きなモンスターになってて、『怖い…、弾けない…、わかんない…。』ってなっちゃいがちなんだけど。」
Fukase「だからまぁ、縛って吊るせばいいってこと?」
Saori「ピアノをね(笑)心理的にね(笑)」
Fukase「縛って、吊るして。」
Saori「鞭でも打ってね(笑)」
Fukase「『…気持ち悪い黒鍵。』みたいな(笑)」
Saori「(爆笑)」
DJ LOVE「(爆笑)」
Fukase「『…くっさい白鍵。』ってことを(笑)」
Nakajin「(笑)」
Saori「(爆笑)」
DJ LOVE「(爆笑)」
Fukase「言えばいいってことね。縛って、吊るしてね。」
Nakajin「そうだねぇ(笑)ピアノが(笑)ピアノの趣味がそういう感じだったら(笑)」
Saori「そうね(笑)」
DJ LOVE「黒鍵と白鍵にそんなコンプレックスがあるとは思わないけどね(笑)」
Nakajin「そうだね(笑)」
Fukase「まぁ、そこで好きなように(笑)そこのセリフに関しては自由に(笑)」
DJ LOVE「ご自由に(笑)」
Fukase「俺はあくまで例えなので(笑)」
DJ LOVE「例えで黒鍵と白鍵をね(笑)」
Fukase「『…くっさい黒鍵。』って言っただけであって(笑)」
DJ LOVE「(爆笑)」
Fukase「それは各々好きなように変えたらいいんじゃないの(笑)わからないですけど。」
Saori「心理的にはね、効果あると思いますよ(笑)」
Nakajin「そうだね(笑)」
Saori「自分がマスターになる、と。」
Fukase「まぁ、参考になったでしょうね。」
Saori「やってみてください(笑)」