Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」
Fukase「Fukaseです。」
Saori「Saoriです。」
DJ LOVE「DJ LOVEです。」
Nakajin「『SEKAI NO OWARI “The House”』。今回もリスナーの皆さんから届いたメッセージを紹介していきます。」
群馬県 夢の中 『怪物の木こり』の主題歌に『深海魚』が決定しましたね。 いつも私たちを驚かせてくれるセカオワですが、まさか今年は新曲の数でも驚かせてもらっています。そして、トレーラーで少し聴けますが、迫力のある弦楽器、そしてSaoriちゃんの美しく怪しいピアノ。そしてFukaseさんの不穏な笑みを浮かべるようなボーカル最高かよっ。そりゃ監督に天才って言われちゃいますね。 『深海魚』の制作秘話、ぜひ教えてください。映画もアルバムも楽しみすぎます。
Nakajin「はい。このミステリーがすごい大賞を受賞した倉井眉介さんによる小説を、亀梨和也さん主演、鬼才 三池崇史監督のメガホンで映画化した、サイコスリラーです。この『怪物の木こり』ね。」
Saori「うん。」
Nakajin「この主題歌を、やらせていただいて。」
Saori「今年ね。今年タイアップいっぱい書きましたけど。」
Nakajin「そうですね。」
Saori「また新しいの。これはZeppのリハーサルとかをする直前にわーっとNakajinと2人で書いてて。で、リハ中も『リハ終わってからちょっとやろうよ。』とか言って。」
Nakajin「そうね。」
Saori「やってたよね。夜まで。」
Nakajin「うん。楽しくやらせてもらったと言いますか。なんかずっと今年作ってきた曲がわりと何つうの“勢い”みたいな。“パワフル”、“元気”みたいな。」
Saori「そう。この『深海魚』の制作、楽しかったの。私も。」
Nakajin「うん。」
Saori「で、楽しかった理由の1個としてはタイアップものってだいたい言われること一緒で。」
Nakajin「(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「『もっと寄り添って、勇気づける曲にしてほしい。』、『テンポを上げてほしい。』、『ボーカルの音域を上げてほしい。』。」
Nakajin「『サビを派手にして欲しい。』。」
Saori「『サビを派手にしてほしい。』(笑)もうね、だいたい決まってるんですよ。」
Nakajin「そう。『Habit』のときもそうだったから(笑)」
一同「(笑)」
Saori「そういうね。もうタイアップと言えばこれ、っていう要望があるじゃない?」
Nakajin「ありますね。」
Saori「そういうのを1個も言われなかったの。」
Nakajin「そうっすね(笑)」
DJ LOVE「うん。」
Nakajin「まぁ、打ち合わせは三池監督に来ていただいて直接お話したけど。『あの、画はできてるので、ちょっと見てもらって。思うようにやってもらえたら。』っていう風に言ってもらえたんですよね。まぁ、だからかもしれない。」
Saori「そうね。」
Nakajin「割りと気楽にというか。」
DJ LOVE「うん。」
Saori「頑張って明るくしなくていいとかね。そういうのは思う。暗いならどんっと暗い方向に突っ切っても三池監督は『もういいんじゃない?面白いんじゃない?』っていう感じだったから。」
Nakajin「すごく任せてくださっている感というか。信頼してくださっている感がミーティングであったんで。」
DJ LOVE「うん。」
Saori「すごくい自由に、好きなように作ったなっていう感じは。」
Nakajin「そうね。」
Saori「感じはあるね。やっぱりこういうダークサイドな曲がタイアップでやらせてもらえるってあんまりないから。」
Nakajin「そうだね。」
Saori「すごい面白かったよ。」
Nakajin「楽しくやらせてもらいましたね。」
Saori「はい。」
Nakajin「これ映画の方もですね、ぜひチェックしていただきたいんですけど。映画『怪物の木こり』は12月1日公開です。」