奈良県 最中っ子 『ONE PIECE』の主題歌『最高到達点』。 アニメーションも素晴らしくてワクワクしながら観ました。個人的には鐘の音が好きです。 『最高到達点』の曲作りのエピソードがあれば教えてください。
Nakajin「そうね。」
Fukase「転調したよね。」
Nakajin「転調したね。」
Saori「サビをちょっと上げよう、ってことになってね。」
Fukase「Nakajinが転調したときに自分であんまり納得いってなくて、俺たちの送ってくれていなかったんだよね。」
Nakajin「そうだね。『これどうかな…?むずくないかな…?』って思って。」
Fukase「で送ってくれてなくて。『あんま納得がいっていない。どう…?』みたいな感じで最終的に送られてきて。聴いて『なしじゃない気がする。』って思った。」
Saori「うん。」
Nakajin「そうだ。でも、本当はサビだけ1音下げとかの感じだった。」
Fukase「もっと低かった。」
Nakajin「サビが。」
Fukase「うん。」
Nakajin「若干落ち着いた感じだったんだけど。1音上げになった。」
Saori「最終的にね。」
Nakajinそれでなんかぐっと固まった感じあって。」
Fukase「うん。」
Nakajin「YouTubeでも上がっているじゃないですか。OPの動画。それでコメントとかを見るじゃないですか。」
Saori「うん。」
Nakajin「それで何か驚いたんですけど、この曲がわりと僕らにとってはアップテンポ。速いし元気があるんじゃないですか。」
Saori「うん。」
Nakajin「コメント欄とかを見ていると『今回は意外と大人しいオープニングでこれもこれでアリだな。』とか。」
DJ LOVE「あったね。」
Nakajin「『落ち着いてる。』みたいな言葉がすごい見られたわけよ。」
Fukase「うん。」
Nakajin「『こんなに激しいのに!?』って(笑)」
Fukase「俺たちの中では最速なんだよね(笑)俺の中で最速なんだけど。」
Saori「音程の高低差はそんなないよね。」
Nakajin「そういうことなのかな。」
Fukase「でももともと落ち着いた曲をめっちゃ速くしてみたんだよね。めっちゃ速くなりすぎて。」
Saori「あぁ〜、あった。」
Fukase「めっちゃ速いときもあって。これ言葉が聞こえない、って言ってやめたんだよね。」
Nakajin「うん。」
Saori「原曲というか。このアレンジをする前の段階はもうちょっと落ち着いてたよね。」
Fukase「もっと緩かったんだよね。」
Saori「すごい緩かった。それをなるべく激しくしよう、と。」
Fukase「ちょうどいいところまでね。激しすぎるとね、Aメロの良さがなくなっちゃうな、って思った。」
Nakajin「そうね。」
Fukase「これは早すぎるわ、って。『聞こえんぞ、伝わってこないぞ。』ってなって止めたんですよ。」
Nakajin「自分達らしさを結構大切にしながらやったかなぁ。」
Fukase「そうね。」
Saori「これストリングスとブラスが両方入ってるんじゃない?高いんだよね、音域が。」
Nakajin「そんなんありましたね(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「管楽器の方も弦楽器の方も弾くたびに笑ってたもん。高すぎて(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「『これはもう“最高到達点”ですわ(笑)』ってみんな笑ってた。」
DJ LOVE「どっちのチームも言ってたもんね(笑)」
Saori「そう(笑)高すぎて。」
Fukase「『“最高到達点”ですわぁ〜』って?』
Saori「うん。」
Fukase「いじってんの?」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「いじってんな(笑)」
Saori「そんぐらい高かった。」
Nakajin「『今年、最高音です〜。』って(笑)」
Saori「あ、言ってた(笑)」
Nakajin「言ったたよね(笑)」
Fukase「まだ夏も終わったばっかりだ。」
Nakajin「(笑)」
Fukase「『まだ出るよ!』って言えばよかった(笑)『まだいけるよ!』って(笑)」
Saori「(笑)」
Nakajin「いろいろな意味で“最高到達点”なんですよね。」
Saori「うん。」