第102回 35年がなんぼのもんじゃい 2022年3月12日

北海道
19歳
男性
にっしー

僕は自他ともにひねくれ者なんですが、最近勉強も恋愛もみんなが言った通りやったほうが上手くいくな、と思うようになりました。
そろそろひねくれも卒業かもしれません。皆さんがひねくれていてよくなかったな、と思うことはありますか?

Saori「いや、これさ。うちの4歳の息子もさ。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「早く気づいてほしいんだけど。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「他人から『こうした方がいいよ。』とか『楽しいところに行こう。』って提案されるのが嫌なの。」

DJ LOVE「ね。うちの子も始まったの、それ。」

Saori「もうなんかさ、『こっちが言ってることのほうが面白いに決まってるでしょ!』ってわかってるんだけど言われるのが嫌なんだよね。」

DJ LOVE「ね。」

Saori「ね。」

DJ LOVE「うちの子もね、なんか言われるとね『ちがぁう。』って言うようになってね。」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「ちょっとムカつくんだよね(笑)『言い方あんだろ!』って(笑)」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「『 “違う” は否定の中でもかなり上だぞ。』って(笑)」

Saori「そうなんだよね〜(笑)わかってほしいんだよ。親がどれだけ、35年間色々知った中で選んだ場所に今日は行くんだからあなたが思ってるよりもずっと面白いところに行くんだよ、って思うんだけど…。だめ。」

Fukase「…クソだね。」

Saori「(笑)」

Fukase「いや、そんなんね、クソですよ(笑)」

Saori「(笑)」

Saori「35年とか知らんがな。あ、俺違うよ?息子側よ?」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「何を勘違いして笑ってるか知らないけど。」

Saori「えぇ〜!?ちょっとさ〜。」

Fukase「お前の35年がなんぼやねん、って。」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「腹立つわぁ〜!」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「こっちは4年やん。」

DJ LOVE「(爆笑)」

Saori「もうね、本当に腹立つの(笑)」

Fukase「エセ関西弁でめちゃ言ってきたよ?この前。」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「2人でしっぽりやってたら(笑)」

Saori「関西弁ね(笑)」

Fukase「うん。」

Saori「ときどき聞いてるからね。」

Fukase「そうそう。いやぁ、本当に。」

Saori「(笑)」

Fukase「最初の1〜2年喋れんねんぞ、って。」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「喋られへんかった時期が(笑)」

Fukase「喋られへんかった時期が。」

Saori「よぉやく喋られるようになったんやからほっといてくれ、と。」

Fukase「35年がなんぼのもんじゃい、って。」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「時代が変わってるだろ。」

Saori「(笑)」

Fukase「『置いてかれてるよねぇ〜。』って言ってた。『あの人。』って。」

DJ LOVE「(爆笑)」

Fukase「(笑)」

Saori「もうねぇ(笑)」

Fukase「『時代に置いてかれてるよね、あの人。』って言ってた(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「『母さんを “あの人” って言うな!』って言っといたけどね。」

一同「(笑)」

Fukase「そこはね。」

Saori「言っといてほしいわ(笑)」

Fukase「 “あの人” っていうからね、反抗期とイヤイヤ期は。」

DJ LOVE「反抗期(笑)」

Fukase「反抗期とイヤイヤ期はね(笑)お母さんのことを “あの人” って言うから(笑)」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「うん(笑)」

Saori「もうね〜、本当にひねくれちゃってるんだけども。ね、ついこの間もセカオワハウスにいてさ。」

Fukase「うん。」

Saori「いつも『お風呂入ろう。』とか『ご飯食べよう。』って言っても『いや。』」って言ってるの見てるじゃないですか。」

Fukase「まぁまぁ。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「『いい。』って言うことがないからね。」

Saori「そう。だいたい今やってることを止められるのが嫌だから『お風呂以行こう。』って言っても『ヤダヤダ!』って。『ママやだ!嫌い!』って言って。そこにFukaseくんがヒョコヒョコヒョコって歩いてきてFukaseくんの手を取って『フガと入ってくる!』ってすんなり行ったの。」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「『えぇ!?』って思って。別にいいけどさ、嬉しいよ?そんなんで入ってくれるのは。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「『こっちはさ、毎日毎日頑張ってやってるのにそんないいところだけ持っていっちゃう?』って思ったんだけど。」

Fukase「いやいや、もう全然。色々英語のレッスンしにうちに来たりするわけじゃん。」

Saori「はいはい。」

Fukase「だから一緒によくお風呂入ったりしてますけど。最近。」

Saori「うん。」

Fukase「話しますよ、色々。」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「『ひなまつりって知ってる?』みたいな。」

一同「(爆笑)」

Fukase「『知ってる?』って言われて。『知ってる。』って言って。」

Saori「(笑)」

Fukase「『何するか知ってる?』って。いや、すごいよ(笑)でさ、質問にていうか会話に答えたと思ったら、浴槽に俺が入ってます。」

Saori「うん。」

Fukase「で、対面する形でSaoriちゃんの子供が俺に質問を投げかけてくるの。」

Saori「うんうん。」

Fukase「急にさ、俺の足を取ってさ『ひぇ〜い!』ってさ、上に上げてくるの(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「溺れるじゃん、俺(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「アレ何?(笑)脈絡がなさすぎる(笑)」

Saori「脈絡ないよね(笑)」

Fukase「びっくりしましたよ。」

Saori「脈絡ないですよね(笑)」

Fukase「うん。まぁ、可愛いですけどね。本当に。」

Saori「まぁもうちょっとね。」

Fukase「頭洗ったてるときに上向いて、って言うのにすぐ下向いちゃう。『ひゃあ~!』って(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「コツがわからない(笑)ず〜っと上向いててほしいの。あと5秒でいいの。」

Saori「もうワシャワシャワシャワシャジャー!ってやるしかないよ(笑)」

Fukase「そうだよね(笑)」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「やっぱああいう子にはさ、車洗浄するやつみたいなのがいいよね(笑)」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「『ここ通ってきて。』って(笑)」

Fukase「そう(笑)」

1曲目

Fukase「SEKAI NO OWARI、Fukaseです。」

Saori「Saoriです。」

DJ LOVE「DJ LOVEです。」

DJ LOVE「先週に引き続きNakajinは体調不良のため大事を取ってお休みです。さぁ、今日は選曲企画をお届けまします。まずはメッセージを紹介してください。」

福島県
15歳
女性
くれは

私は中学3年生で、もうすぐ中学校を卒業します。今年は去年に引き続き新型コロナウイルスの影響であまり思うようにいかない学校生活でした。しかし私にとって、何気ない友達との会話や先生と話した時間は大切な宝物です。私はあまり学校が好きではなかったけれど卒業となると悲しい気持ちがこみ上げてきます。そこでセカオワの皆さんに卒業ソングを選曲してほしいです。

Fukase「はい。」

Saori「卒業ソング。」

Fukase「まぁ僕(卒業を)ほぼほぼしてないんでね。」

Saori「そうなんだよね。最期に卒業したの中学校?」

Fukase「なんかね、それも…。」

Saori「なんか。」

Fukase「ところてんみたいに卒業した。」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「うん(笑)なんかチュルンとね(笑)」

DJ LOVE「中学はそうだよね、だいたい。」

Saori「押し出しでね(笑)」

Fukase「うん(笑)なんか成し遂げてないからさ(笑)」

Saori「うん。」

Fukase「本当になんのひねくれもなしになんで泣いてるのか全然わからなかった。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「あぁ、学校のね。」

Fukase「学校の先生とか友達とか。」

Saori「うん。」

Fukase「『なんで泣いてるの…?』って。また明日も会おうと思えば会えるじゃん、って。」

Saori「うん。」

Fukase「そういうことじゃないんだな、っていうのに気づいたよ。36歳になって。」

Saori「おぉ。気づいたんだ。」

Fukase「ついに。気づいた。なんであのとき少しも涙が出なかったか、っていうとなんにも達成しなかったから。」

Saori「まぁちゃんと(学校に)行ってないとね。」

Fukase「なんにも遂げなかったから。」

Saori「うん。まぁそれはね、部活で頑張ってたりとか勉強頑張ってたりした人にとっては青春の場所ですから。」

Fukase「うん。全然ないですけどね。」

Saori「うん。」

DJ LOVE「ということで今日は。」

Fukase「…ということで?はい。」

DJ LOVE「卒業を迎え、新生活を始めるみんなに届けたい曲を選曲していきたいと思います。先週に引き続きまた新生活というワードが。」

Fukase「新生活ソングなの?」

Saori「そうだよ?」

Fukase「卒業ソング…。」

DJ LOVE「卒業を迎え新生活を始めるみんなに届けたい曲。」

Saori「じゃあ私かけちゃお〜。」

Fukase「でもLOVEさん繋いでるんだったらLOVEさんからでいいよ。」

Saori「なんだ、繋いでるんだ。」

DJ LOVE「あ、じゃあいきますね。」

Saori「はい。」

DJ LOVE「僕、DJ LOVEが選曲したのはEastern Youthで『自由』。」

2曲目

DJ LOVE「この曲を選んだ理由なんですけど、ちょっと暗い感じで始まるんですけどサビですごい抜ける感じになるんですよ。」

Fukase「うん。」

DJ LOVE「でこれが多分リリースされてるときは高校くらいだったと思うんだですけど。高校3年くらいかな。最近聴いたほうが沁みるようになって来たと言うか。」

Fukase「高校のときはどういう沁み方だったの?」

DJ LOVE「高校のときはただ単純にかっこいいと思ってたんですよ。」

Fukase「なるほどね。」

DJ LOVE「で、それが当時ヴォーカルの吉野さんと今の僕らが同じくらいの年齢になって改めて聴くとより沁みるようになってきたと言うか。だから新生活を迎える皆さんも今から聞いといてもらって。」

Fukase「なるほど。」

DJ LOVE「で、数年後また聴くとより沁みるんじゃないかなぁ、と最近強く思った曲なんですよね。」

Fukase「なるほど。LOVEさんさ、卒業式とかでてたの、ちゃんと。」

DJ LOVE「出てましたよ?」

Fukase「高校とか?」

Saori「出てたね。」

DJ LOVE「出てましたよ。」

Fukase「何するの?高校の卒業式とかって。」

DJ LOVE「え、賞状(卒業証書)もらうんだよ(笑)」

Fukase「あ、賞状もらうのか(笑)」

Saori「うん。」

DJ LOVE「手渡しされる。」

Saori「うん。もらった私も。」

DJ LOVE「1番不思議だな、って思うのが卒業式の練習するでしょ?(笑)」

Fukase「まぁね(笑)」

DJ LOVE「あれって(笑)感動減るんじゃないかな、って(笑)」

Fukase「わかるよ(笑)わかるわかる。卒業式って練習するよね。」

DJ LOVE「これから卒業するって言ったらゲストなわけじゃないですか。」

Saori「そうだね。」

Fukase「まぁまぁそうだね。」

DJ LOVE「ゲストが練習って(笑)」

Fukase「やっぱダメなんじゃない?(笑)小学生は(笑)練習無しでそんな会をやったらもう崩壊するから(笑)」

DJ LOVE「なるほどね(笑)ここでおとなしくしてなさい、って(笑)」

Fukase「全然話聞いてないから名前呼ばれてもずっと座ってんじゃん、みたいな(笑)」

DJ LOVE「早く行けよ〜、みたいな(笑)」

Fukase「そう(笑)『やだよ〜(笑)』」みたいなことになっちゃうから(笑)」

DJ LOVE「(爆笑)」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「そうなったら練習必要だね(笑)ちょっと小学生なめてたわ(笑)」

Fukase「小学生舐めちゃダメだよ。じゃあ、Saoriちゃん次いってみましょう。」

Saori「はい。じゃあ私、Saoriが選曲したのはAwichで『どれにしようかな』。」

3曲目

DJ LOVE「すごいきらびやかな新生活ですね。ヘネシーとかゴールドとか。」

Saori「いやなんか、まぁ単純に私が今ハマっててかけたかったからかけたんだけど(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「わかる(笑)俺も今そういう感じで選曲しようとしてる。」

Saori「なんかあんまり新生活は関係ないけど、まぁ…。なんとかこじつければこれかけられるかな、って思いながらかけたところ(笑)」

DJ LOVE「でも肩で風切る感じで。」

Saori「Awichさんは私と同い年の女性ラッパーなんだけどむちゃくちゃかっこいいな、と思って。この『どれにしようかな』って曲も女の子たちがどんどんやりたいことをやって活躍していく、っていく曲だから。すごく勇気をもらうんだよね。何でも楽しいこと、やりたいことを全部やってやろう、みたいな。これを聴いてるとそういう気持ちになって。こういうことをこんなにかっこよく歌える人がいるんだ、と思って結構私は衝撃で。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「まぁ新生活とは…、でも結構あるんじゃないかな。」

DJ LOVE「ありそうですよ、なんか。自信を持って前に進めるというか。」

Saori「うん。」

DJ LOVE「そういう感じが。」

Saori「そう。いろんなことに挑戦してみよう、みたいな。」

Fukase「なるほど。」

Saori「はい。」

Fukase「えぇ…。俺全然関係ないヒップホップかけようと思ってたけどSaoriちゃんがそういう感じできちゃったからちょっと違うのにするわ。」

Saori「(笑)」

Fukase「じゃあかけます。私、僕、Fukase…。が選んだ…?あれ?」

DJ LOVE「一人称が3つ並んだ(笑)」

Fukase「僕、Fukaseが選曲したのはRancidで『GGF』。」

4曲目

Fukase「はい。Rancidです。」

DJ LOVE「いいですねぇ〜。」

Fukase「やっぱね、俺はね、中学を卒業するとき。ちゃんと卒業式に出たのが中学しかないので。中学のときに友達にRancidの『Rancid (5)』のアルバムは借りてて。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「ちょうど中3くらいに出て。」

DJ LOVE「中3のときに出ましたね。」

Fukase「出たよね。借りてて、俺は最初聴いたときにわかんなかったの。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「良さが。で、卒業していくときに高校になってかっこよさがわかってくるんだけど。もうわかんないわけ、卒業ソングみたいなのは。」

Saori「うん。」

Fukase「だけど中学の最後のときにはもう次に進んでいく、っていうか俺の知らない音楽がたくさんあるなぁ、って思ってたのをすごい覚えてるから。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「うん。」

Fukase「卒業ソングを聴く、っていうかもう次は『Punk-O-Rama(※1)』っていうのがあるらしいってことを離れ離れになっていく中学の友達とかと喋ってたのをすごい覚えてる。」

※1:『Punk-O-Rama』は主にパンクバンドの曲を集めたコンピレーション・アルバムのことだそうです。

DJ LOVE「なんか逆に世界が広がっていくというか。」

Fukase「そうそうそうそう。」

Saori「なんか(Fukaseくんが)高校にあんまり行ってなくて、ってときに久しぶりにNakajinに会ったら『(俺も)パンク聴いてたんだよ!』みたいなこと言ってたよね。」

Fukase「うん。言ってた。その時期。まぁ、僕らの世代、流行ってましたからね。」

DJ LOVE「そうですねぇ〜。」

Saori「あの時期ってさ、全体的に流行ってたの?私はさ、ずっとあなた達と一緒にいたからさ、すごい流行ってるものだと思ってたんだけど。」

Fukase「いや、わかんない。」

Saori「みんなだって知り合いが全員その話をしてるわけじゃない。Fukaseくんの友だちに会っても。」

Fukase「そう。」

Saori「Nakajinに会ってもパンクのはなししてるから。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「そうか、音楽好きな人はみんなパンクを聴いてるんだな、って1個下の中学3年生の私は思ったわけですよ。」

Fukase「ヒップホップとどっちが流行ってた?俺はもう(その2つの)間にいたから。」

Saori「あぁ〜。」

DJ LOVE「そうね。でも同時に、というか。ヒップホップの方がちょっと早かったんじゃない?」

Fukase「ちょっと早かったかな?」

DJ LOVE「うん。中2くらいには。あ、でもまぁほとんど同じ時期だよね。多分。」

Fukase「うん。」

DJ LOVE「だって一気に広がったというか。オリコンだったりのランキングに名前が載るようになったのはTMC All-starsのあととかからだと思うんだよね。」

Fukase「そうなのかな。なんかわからないよね。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「俺たちの中ではもうめちゃくちゃすごいあれだったから。世間がどうとかってさ、別にインターネットもそんなに普及してなかった。」

DJ LOVE「SNSもないから。」

Fukase「なんか調べようがなかったけど。」

Saori「うん。携帯は人と連絡を取るだけのものだったからね。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「俺たちにとってパンクロックとヒップホップは全てだったけどね。全て世界中を支配してるような。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「うん。そんな感じがしたよね。」

Fukase「そんな感じはしてたけど。その頃は本当はどうだったかは確かめようがないね。」

DJ LOVE「ね。上の世代の人に『どうでした?』って聞いてもその人の主観になっちゃうしね。」

Fukase「まぁ、そうそう。わかんないけど、音楽に溺れてた気がする。」

DJ LOVE「ね。」

Fukase「俺は(中学)卒業から高校に行くまでに。」

Saori「うん。」

Fukase「多分、高校で音楽にのめり込みすぎて、『バンドをやりたい。』みたいなことを言ってたんだけど。」

Saori「うん。」

Fukase「バンドをやりたいのが強すぎて友達に『バンドをやるんだったらシェアハウスしよう。』っていったら解散になって、高校もやめる、っていう。」

Saori「はいはい。まぁ、シェアハウスをしてくれた友達たちだからね。」

Fukase「そうだね、SEKAI NO OWARIはね。」

Saori「はい。」

Fukase「本当、なんでシェアハウスしないとバンド組めないの。」

Saori「重い(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「重いよ(笑)」

Fukase「重い(笑)」

DJ LOVE「しかもまだ高校生だからね(笑)在学中の。」

Fukase「そうなんだよ(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「重かったけどさ。この話するけどさ。ライブハウス作ろう、までついてきてくれたじゃん。」

Saori「うん。」

Fukase「で、そのときにほとんど海外っていうものに行ったことがなくて、世界1周する船みたいなの。俺に乗りながら音楽を作ってみたい、と思ったの。」

Saori「うん。」

Fukase「当時。言ってたでしょ?」

Saori「誘われた。」

Fukase「みんな断ったんだけど、Nakajinだけ『いいね!』って言ってたの。」

Saori「(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Fukase「アイツ(笑)アイツいないから言うけど(笑)アイツの判断力ガバガバだよ(笑)」

一同「(爆笑)」

Saori「おかしいよね(笑)」

Fukase「今考えてもテンションが(笑)」

Saori「おかしかったんだよ(笑)」

Fukase「俺ひどいと思うよ(笑)すごいテンション上がって、船乗りのあがら音楽作りたい、って思ってたわけよ。」

Saori「うん。」

Fukase「まぁ高いけどさ。そういう経験もあってもいいかな、とか思ってさ。」

Saori「やったらやったできっと色々おもしろことあっただろね。」

Fukase「別に海外に行って音楽を作りたいとか、今いる景色じゃないところで作る、ってことにめっちゃっテンション上がってたんだよね。」

Saori「うん。」

Fukase「なんて現実的じゃない。家で作れよ、お前まだ音楽もろくに作れないんだから、って(笑)」

Saori「そう(笑)まだ1曲も作ってないときに(笑)」

Fukase「そう(笑)まだ1曲も作ってないときに冷めた目で自分を見たわけよ。」

Saori「うん。」

Fukase「その後横にいるNakajinも冷めた目で見たよね(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「『何こいつ乗ってきてるの…。』って(笑)」

DJ LOVE「(爆笑)」

Saori「いいね、って言ってくれたのにね(笑)」

Fukase「『何乗ってきてるの。』って思ってね(笑)本当に申し訳ない(笑)」

DJ LOVE「『SEKAI NO OWARI “The House”』ではみなさんからメッセージを募集しています。番組への感想、質問、僕らに選曲してほしい選曲テーマなどどんなことでも大丈夫です。アドレスは http://www.tfm.co.jp/house 。」

Fukase「それでは、また来週土曜日の夜10時半にお会いしましょう。ここまでのお相手はSEKAI NO OWARI、Nakajinと、Fukaseと、」

Saori「Saoriと、」

DJ LOVE「DJ LOVEでした。」

5曲目

上部へスクロール