第32回 自分がドラマの主人公になれる曲 2020年11月8日

神奈川県
46歳
女性
かず

『silent』、ドラマと一緒に楽しませていただきました。
あのタイミングでエンディングテーマがかかり、ガッツリやられました。終わったあと、コンビニにデザートを買いに娘と直行。このペースでいくとドラマ最終回を迎える頃には体重が…。新曲を世に出すときってどんな思いですか?我が子が自分のもとを離れていく巣立ちのときと相通ずる物があるんじゃないかと思って、嬉しいような寂しいような。
近い将来、娘も社会人として自立していく姿を想像しては、親としては複雑な気持ちです。

Nakajin「という。46歳の女性 かずさんから。」

Fukase「いやぁ。Saoriちゃんの言ったとおり体重を増やしてくスタイルですね。」

Saori「いやぁ。体重増えますね。このドラマは。」

Nakajin「増えるんじゃないか。」

Fukase「でもいいっすね。11時過ぎに終わって、コンビニに行く。良くない?人生単位で考えたら。」

DJ LOVE「考えたらすごい良いことですよ、本当に。」

Saori「娘とコンビニに行くなんてね。」

DJ LOVE「仲良いってすごい。」

Saori「いいよね。」

Fukase「来年すればいいよ、ダイエットは。」

DJ LOVE「ダイエットは来年から。」

Nakajin「うん(笑)」

Fukase「来年からでいいと思いますよ。」

Saori「良いと思います。」

Fukase「太らないと痩せられないからね、言ったらね。」

一同「(笑)」

Nakajin「まぁね(笑)」

Saori「新しい(笑)」

Nakajin「減らす脂肪がないと。」

Fukase「そうだよ。」

Nakajin「うん。」

Fukase「痩せたいんだったら太らないと痩せられないからね。」

DJ LOVE「そうですね。」

Nakajin「ダイエットができますよ。」

Fukase「そうですよ。」

Nakajin「なんと、ドラマが終わる頃には。」

Fukase「終わったあとでもまだね、クリスマスまでには間に合いますからね。」

Nakajin「間に合います。」

Saori「でもさ、なんか。私、妊娠してたとき気付いたんだけどさ。」

Fukase「うん。」

Saori「妊娠してたときすごい体重も増えて、ご飯もすごいたくさん食べれるようになったでしょ、その時期。」

Fukase「うん。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「そのときに、すっごいご飯が美味しかったの。」

Fukase「うん。」

Saori「みんな言ってるじゃないですか、最近。」

Fukase「うん。」

Saori「ご飯は太ってるほうが美味しいんじゃないか、って言う。」

Fukase「間違いないっすよ。僕が提唱している太ってるときの方がご飯が美味しい、っていう。」

Nakajin「美味しいね。それは絶対、俺もそう思います。」

Saori「やっぱそうなのかね。」

Nakajin「うん。」

Fukase「そうだよ。」

Saori「じゃあ、LOVEさんが味わってるご飯は同じもの食べてても私とは違う味がしてるのかな。」

Fukase「違う味がしてるし。」

DJ LOVE「だから僕だけ今の話、ピンときてないですからね。

Saori「(笑)」

Nakajin「(笑)」

DJ LOVE「差がないんですよ(笑)」

Fukase「差がないんですね。」

Nakajin「そうだね。常に美味しい(笑)」

DJ LOVE「常に美味しいを更新し続けているんだと思う。」

Saori「(笑)」

Fukase「うん。あとね、よく噛んじゃダメ。美味しく食べるには。」

一同「(笑)」

Fukase「怒られる(笑)」

DJ LOVE「悪い方悪い方にね(笑)」

Fukase「悪い方悪い方にいくの(笑)」

Saori「飲んだほうが良いんだ(笑)」

DJ LOVE「もうね(笑)」

Fukase「飲んだほうが(笑)よく噛んじゃダメ(笑)」

DJ LOVE「米もね、のどごしなんですよね。

Saori「(笑)」

DJ LOVE「蕎麦と一緒で。」

Fukase「そう。」

DJ LOVE「うん。」

Saori「(笑)」

Fukase「ね。」

DJ LOVE「流し込むほうがね。」

Fukase「そう。のどごしでいくのがね美味しい。オススメはしないよ?美味しいか美味しくないかで言ったら嘘をついてないだけで。」

Saori「(笑)」

Nakajin「うん。」

DJ LOVE「よくはないね。」

Fukase「『こうしたほうが良いですよ。』なんて言ってない。」

Nakajin「そうっすね、良し悪しはそれぞれが決めたらいいな、と。」

Fukase「そう、それぞれでいいな、と思いますよ。」

Nakajin「うん。」

Fukase「本当に。」

1曲目

Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」

Fukase「Fukaseです。」

Saori「Saoriです。」

DJ LOVE「DJ LOVEです。」

Nakajin「さて、本日の『“The House”』ですが、好評の選曲企画です。今日はこのテーマで選曲していきます。」

宮城県
28歳
女性
土管で昼寝

仕事が忙しすぎて自宅に持ち帰った仕事をしながらいつも聞いています。
ご飯を作る時間もなく、適当なものばかり食べているし、なんだか「自分の人生なんだろう。」と思い始めました。そこで、セカオワの皆さんに自分がドラマの主人公になれる曲を選曲してもらいたいです。
ちなみに最近はずっと『白昼の夢』を聞いています。

Nakajin「キタ!『白昼の夢』!」

2曲目

Fukase「お、ドラマの主人公にしては暗い曲だねぇ?(笑)」

Nakajin「(笑)」

Nakajin「人気あるじゃないですか、『白昼の夢』。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「いや、え。いやいや。人気がないことで。」

Saori「有名になった(笑)」

Fukase「有名になりつつある(笑)」

Saori「都道府県最下位みたいな感じだよね(笑)」

Fukase「そうそう(笑)」

Nakajin「あぁ(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「 “世界一評価の低いラーメン屋さん” みたいな。」

Nakajin「うん(笑)」

Fukase「そういうことだと思いますよ。」

Saori「(笑)」

Nakajin「自虐で(笑)」

Fukase「そういうことでもない?さすがに言いすぎじゃない?」

一同「(笑)」

DJ LOVE「『白昼の夢』も震えてますよ(笑)」

Fukase「うん(笑)温厚なイメージ(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「温厚な中に激しさを。」

Saori「内なる炎がね。」

Fukase「はい。」

Saori「燃えてますね。」

Fukase「ちょっと、1人ずつありますか?」

Nakajin「選曲していきましょうか?ドラマの主人公になれる曲。そうそうそう、今回からねシステムを変えたんで、曲を流せます!流しながら収録ができます。」

Fukase「あ、ついに。」

Saori「いぇーい。ついにね。」

Nakajin「ちょっと端子をね、それぞれのスマホに挿してもらって音を流しましょう。」

Fukase「あ、アナログですね。」

???「〜〜〜♪」

DJ LOVE「あ、ごめんなさい。流しちゃった(笑)」

Saori「早いよ(笑)」

Nakajin「流れちゃった(笑)」

DJ LOVE「(笑)」

Saori「早いよ〜(笑)」

Fukase「じゃあいいよ(笑)流しちゃったんだからLOVEさんからで(笑)」

DJ LOVE「じゃあ僕から良いですか(笑)」

Fukase「もう流しちゃったんだから(笑)」

DJ LOVE「びっくりしちゃった(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「しょうがないよ(笑)」

Nakajin「めっちゃ流しちゃったね(笑)」

DJ LOVE「めっちゃ流れちゃった(笑)ちょっとね、まだ慣れてない(笑)初めての経験だから(笑)」

Nakajin「初めてだからね。」

DJ LOVE「自分のスマホから流すっていうのは。じゃあ、えーと。僕が選ぶ自分がドラマの主人公になれる曲宮本浩次さんの『冬の花』です。」

3曲目

Fukase「え、これLOVEさんは何歳くらいのときに聞いてたの?」

DJ LOVE「コレは、宮本浩次さんのソロ曲で去年リリースかな?」

Saori「ね。」

Fukase「あ、去年なんだ。」

DJ LOVE「はい。」

Saori「最近ですよ、これ。」

Fukase「最近なんだ。」

Nakajin「あ、そうなんだ。」

DJ LOVE「で、エレファントカシマシも結構聞いてると主人公になったよう気持ちになれる曲が多いんですけど、やっぱソロで『冬の花』を発表して、それで聞いたときにやっぱり今からの季節にもぴったりな感じで。ちょっと切なさもありつつ1人で街中で歩きながら聞いてたりとかすると、自分もちょっと強くなったような感じがする、というか。」

Saori「へぇ〜。私もこの曲好き。宮本さんが車に乗って。」

DJ LOVE「PVもいいんですよ。」

Saori「そう、PVがねすごい良くて。なんかバラみたいなの出てこなかった?」

DJ LOVE「あの後ろにね、多分バラの花束かなんかを積んでて。多分誰かに会いに行く感じなんですよ、車で。」

Nakajin「ふ〜ん。」

DJ LOVE「でもそれで、走ってる途中でバラの花びらが。」

Saori「花びらがね。」

DJ LOVE「車外にぶわぁぁぁって。」

Saori「ぶわぁぁぁってね。」

DJ LOVE「ばらまかれながらめちゃくちゃドリフトとかしてるの。」

Saori「(笑)」

Nakajin「(笑)」

Fukase「なるほどね(笑)会いに…?」

DJ LOVE「いけなくなったんじゃないかな、っていう。」

Saori「ドリフト(笑)」

Fukase「なるほど。自暴自棄感ある。」

DJ LOVE「ちょっとあるんですよね。」

Fukase「なるほど。」

DJ LOVE「で、MVも含め主人公になれるというか。見てから聞いたほうが入り込める曲かなぁ、と僕は。」

Fukase「うん。」

DJ LOVE「思います。」

Fukase「わかりました。」

Nakajin「なぁるほど。」

Fukase「じゃあちょっと次僕。隣にいるんで僕。コレここ?」

Nakajin「はい、端子を。」

Fukase「えぇ、じゃあ僕、Fukaseが選ぶ自分がドラマの主人公になれる曲銀杏BOYZ。えー、あ。そう、私事ですが僕、Fukaseは銀杏BOYZさんの。」

Nakajin「新しいアルバムの。」

Fukase「はい。新しいアルバムにコメントを書かせていただいて(※1)。銀杏BOYZから選ばせていただきます。ちょと前の曲なんですけど、僕はこの曲本当大好きで。」

※1
音楽ナタリーさんの記事にFukaseさんのコメントが掲載されています。

Nakajin「うん。」

Fukase「聞いて下さい。銀杏BOYZで『東京』。」

4曲目

Fukase「これですよ。これ知らないメンバーいないでしょ?」

Nakajin「まぁ、もちろん。」

DJ LOVE「いないでしょ。」

Saori「うん。もちろん」

Nakajin「当然。」

Fukase「いやぁ、これほらやっぱ。 環七 とかも出てくるでしょ?」

Nakajin「あぁ。」

DJ LOVE「ねぇ!実在のね。」

Fukase「こうなんていうか、地元も近い場所だと思うんですよ。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「ある程度。いやぁ、これさ10分あるんだよ、この曲。

DJ LOVE「うん、ある。」

Saori「あ、そんなにあるんだっけ。」

DJ LOVE「ね、感じない。本当に感じない。」

Fukase「全然感じないよね。」

Nakajin「そんな長いんだっけ。」

Fukase「そう。」

Nakajin「銀杏BOYZさんの曲って結構長いけど全然そんな雰囲気しない。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「全然そんな雰囲気しない。」

Saori「うん。」

Fukase「無理だよね、こんな曲作るの。」

Nakajin「うん。」

Fukase「作れないよ。10分の曲は。」

Saori「確かにね。」

Fukase「やっぱり10分だな、って思う。」

DJ LOVE「思ったちゃうよね。」

Saori「うん。」

Fukase「なんかいいなぁ、って思って。こういうそんなにね、地元に密接した曲って『YOKOHAMA blues』とか歌詞の中ではだいぶ街に密接した曲だけど。」

話題に上がったので

Nakajin「うん。」

Fukase「なんかいいね。街の名前が出てくる楽曲ってドラマの主人公になりやすいなぁ。」

Nakajin「はいはい。」

Saori「うん。」

Fukase「とは思います。」

DJ LOVE「聞きながらね、環七沿いを歩いていてみたりとかしちゃうとね。」

Fukase「うん。」

DJ LOVE「一気に入り込めるもんね。」

Fukase「いやぁ、いいんだよね。なんかやっぱり自分が普段歩いてる道とおんなじ道が歌われてる感じがしてね、僕は好きなんですよ。じゃあ次誰いく?」

Saori「はい、じゃあ隣りにいるから私が。」

Nakajin「そういう順番ね。」

Saori「私が選ぶ自分がドラマの主人公になれる曲シューベルト作曲『即興曲 Op. 90の3』。」

5曲目

Saori「いやぁ、これ完全に主人公だと思いません?」

Nakajin「そっちね。」

Fukase「なんか、完全にクラシックバレエ踊ってる感じになっちゃった。」

Nakajin「(笑)」

Saori「違う違う違う違う(笑)例えば。」

Fukase「例えば?」

Saori「お母さんが洗い物をしている姿が映ってて、これが流れてたらどう思う?」

Fukase「怖いって思う。」

一同「(笑)」

Saori「えぇ!?違う(笑)」

Fukase「怖い映画っぽいなぁ、って思う。」

DJ LOVE「この後なんか(笑)」

Fukase「このお母さんが。」

DJ LOVE「なんかこの後急におっきい音流れそう。」

Fukase「あぁ。」

Nakajin「うん。」

Saori「違う(笑)」

Nakajin「確かに。ちょっとスローモーションになったりしそう。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「いや、お母さんがそのまま手をザクザクいって。」

Saori「違う(笑)」

DJ LOVE「(爆笑)」

Saori「ちょっと(笑)」

Fukase「だと思った(笑)」

Saori「そういうイメージ(笑)」

DJ LOVE「ホラーとかスプラッターとかでも流れそう。」

Nakajin「使われそう。」

Fukase「そういう感じだったけど。」

Saori「(笑)」

Fukase「2択だよ。Saoriちゃんがバレエを踊ってるか。

DJ LOVE「(笑)」

Nakajin「お母さんが。」

Fukase「お母さんが指をザクザク切ってるか、の二択。」

Saori「なんで(笑)いや、この音楽だと例えば、学校に行く電車の中とか。」

Fukase「うん。」

Saori「なんかただ家に帰ってくる帰り道とか。」

Fukase「うん。」

Saori「なんかそういうどんな普通の場面でも誰が映ってても主人公になれるな、っていう。だから、私結構これ聞いて散歩とかするんだよね。」

Nakajin「まぁね。まぁでもわかんなくはないですよ。」

Fukase「まぁ。わかんなくはないです。いい曲だとは思う。」

Saori「うん。すごいいい曲なんです、この曲。」

Fukase「でもなんか。」

Saori「でもお母さんが(笑)お母さんがザクザク(笑)指切ってる曲(笑)って言われると(笑)」

Nakajin「なんかクラシックってそういう両極な。」

DJ LOVE「うん。なんか。」

Saori「狂気を。」

Nakajin「2面があるよね。」

Saori「狂気を孕んでるみたいに聞こえるのは分かる。」

Nakajin「あるよね。」

Saori「うん。」

Fukase「なんかね、怖く感じる場合もあるけど。」

Saori「うん。」

Fukase「まぁ、そうね。あんまりクラシックを日常で聞かないからね。」

DJ LOVE「多分そういう映画で使われてりするんだろうね。」

Nakajin「まぁ、それはね。」

Saori「あ、それは確かにそうかもね。じゃあちょっとこれを機に、是非これを聞きながら主人公になってください。」

Nakajin「じゃあ、最後に僕がいきたいと思います。ちょっと僕、散々迷ったけど結構ベーシックになっちゃうんですけど。」

DJ LOVE「はい。」

Nakajin「KICK THE CAN CREWの『クリスマス・イヴRap』で。」

6曲目

Nakajin「これ最初聞いたの多分中学生とか高校生くらいだったと思うんですけど。なんかやっぱみんな周りが彼女とか作ってさ、男友達が。彼女とか作って遊びに行ったりするわけじゃない。デートしたり。」

Fukase「はい。」

Nakajin「クリスマスの予定を立てているみたいなのがあって。でもできてないやつはできてないやつでカラオケでこれを歌うっていう。そういうことが高校の間は。」

Fukase「なるほどね。」

DJ LOVE「うん。」

Fukase「いや、まぁまぁ。」

Nakajin「めっちゃあった。」

Fukase「わかります。その、これの感じは。」

Nakajin「うん。」

Fukase「でもさ。」

Nakajin「うん?」

Fukase「まんざらでもなくない?これを歌ってるとき。」

Nakajin「あのね(笑)そうなの(笑)」

一同「(笑)」

Nakajin「そうなの(笑)」

Fukase「まんざらでもないじゃん(笑)」

Nakajin「『これはこれでいいんだよ!』っていう。」

Fukase「『これはこれでいい!』の。」

Nakajin「うん。」

Fukase「あのね、聖なる夜の過ごし方ハードル高くない?

Nakajin「(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「なんか。」

Nakajin「ねぇ。」

DJ LOVE「どうして。どうしたらいいんだろう。」

Fukase「まぁまぁ。」

DJ LOVE「1番悲惨なのってこの『クリスマス・イヴRap』を友達とも聞いてない人なんだよ。」

Nakajin「まぁね(笑)」

Fukase「いや、そんなことないね。」

DJ LOVE「そんなことない?」

Fukase「俺、今言おうと思ったけど、1番良かったクリスマスはこういうクリスマスソングを聞きながら(恵比寿)ガーデンプレイスで1人で恋人たちを見てるときが1番思い出深い。」

Nakajin「あぁ、なんかわかる、わかる(笑)」

DJ LOVE「なぁんかなぁ(笑)」

Fukase「『こっち側のほうが勝ち組だから!』って思ってる(笑)」

Saori「逆にね(笑)」

Fukase「『そっちはこれから色々大変なんだね。』って思う。」

DJ LOVE「(笑)」

Nakajin「いやぁ、わかるわかる。」

Saori「寂しいのも楽しいからね。」

Nakajin「何の予定もないクリスマスが本当、中学高校のときにあって。夜になって不意に蒲田まで一人で行って。別に何も起きずに帰ってくるってのはあったんだけど、そのことってすっごい覚えてるんだよ。」

Fukase「いや、覚えてる覚えてる。」

Saori「うん。そうだよね。」

Fukase「恵比寿ガーデンプレイスまで自転車で行ったんだよ、俺。割と距離あるよ。」

Nakajin「結構かかるよ(笑)」

DJ LOVE「距離あるし、寒いもんね。」

Fukase「まぁまぁ、寒いね。でもね、アレなのよ。家族でご飯食べる約束はしてたの。」

DJ LOVE「うん。」

Nakajin「あぁ。」

Fukase「高校生の時だから。なんかそれはずるいよね。ずるいな、とは思ってた。」

Nakajin「うん。」

Fukase「俺、家族とご飯食べるのにこういう寂しいものを味わいながらすごく温かいところに帰ってく卑怯さはね。」

DJ LOVE「あぁ。」

Saori「(笑)」

Fukase「わかってたよ(笑)わかってはいたけど。これが本当に1人のところに帰っていっちゃったらまたちょっと違う、これって。」

DJ LOVE「うん、ちょっと違うだろうね。」

Nakajin「まぁねぇ。」

DJ LOVE「ダメージがあるくらいだよ。」

Fukase「うん、それはちゃんと白状する。」

Nakajin「うん。」

Fukase「『Fukase、それ分かるよ。』って思ってたけど『アレ、お前家族の元へ帰るじゃん。』って。」

一同「(笑)」

Fukase「『それなら話違くなってこない?』って。」

Saori「Fukaseくんのね、家は本当に季節行事を大切にするすごい温かい家だからね(笑)」

Fukase「季節の行事も誕生日会も。」

Saori「ね。」

Fukase「うちの家。」

Saori「盛大にいつもやるお家ですから。」

Fukase「色んな会う人に『え。なんか家庭に問題あったんじゃないの?』ってすごい言われる。」

一同「(笑)」

Fukase「何の情報かわかんない。」

Nakajin「何を期待してるんだよ(笑)」

Saori「ないよね(笑)」

Fukase「『どういう意味なんですか。』って」

Saori「いやぁ、『白昼の夢』とか『銀河街の悪夢』とか書いて、さぞかし大変な家族だったのかと思いきやですよ。」

Fukase「いや、全然。」

Saori「うん、びっくり。」

Fukase「この歳になっても1年に1、2回は旅行に行ったり。」

Saori「行ってね。」

Fukase「してますしね。なぜそんなことを言われるか全くわからない。」

Saori「だから、そういうずるいところがあるんじゃないの?恵比寿のガーデンプレイスで1人でなんか寂しさを満喫するようなさ。」

Fukase「あ、なるほどね。寂しんぼナルシストってことね。」

一同「(笑)」

Fukase「その可能性はあるね(笑)」

Saori「(笑)」

Fukase「寂しんぼナルシストな可能性はある。」

DJ LOVE「でも多分その温かい帰る場所がないと、そういうのも楽しめない部分がある。」

Fukase「うん、あるね。」

Saori「あるね。」

Fukase「あるのかもしれない。ずるかった。」

一同「(笑)」

Fukase「最終的に。」

Saori「(笑)」

Fukase「いやぁ、本当に。そんなね、そういう人たちに寄り添える『silent』になってくれれば。」

Saori「(笑)」

Fukase「良いな、と思ってます(笑)」

Nakajin「では、また来週日曜日、お昼の12時にお会いしましょう。ここまでのお相手はSEKAI NO OWARI、Nakajinと、」

Fukase「Fukaseと、」

Saori「Saoriと、」

DJ LOVE「DJ LOVEでした。」

7曲目

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