Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」
Fukase「Fukaseです。」
Saori「Saoriです。」
DJ LOVE「DJ LOVEです。」
Nakajin「『SEKAI NO OWARI “The House”』。今週もセカオワハウスからお届けしていきます。 今日はまずメッセージを紹介していきます。」
埼玉県 17歳 女性 のののどかな 私は1度曲にハマると何度もリピートして聞き続けてしまいます。 そのため冬のテスト期間中にハマっていた曲を今聞き返すと布団を膝にかけて机に向かっている光景を鮮明に思い出します。数十年後、私が大人になったら今聞いてるセカオワの曲を聞いたときどんな風に思うのか楽しみです。 セカオワの皆さんはコレを聞くとこの光景を思い出す、という曲はありますか?
Saori「まぁ、いっぱいあるよね。」
Nakajin「音楽っていうのは割とそういうもんですよね。」
DJ LOVE「うん。」
Saori「うん。」
Nakajin「風景と。」
DJ LOVE「記憶っていうか、そのときのシチュエーションとかね。」
Saori「なんかね、匂いとか風景とかすごいくっついて記憶に残るよね。」
Nakajin「うん。まぁ、何度もリピートして聞くって言ってますけどね。1曲聞く派とアルバムで聞く派みたいなのある?みんなどっちですか?」
Saori「私結構1曲聞く派かなぁ。」
Nakajin「ふ〜ん。」
DJ LOVE「う〜ん。」
Saori「でもなんか、そんときにもよるけど1曲聞くことが多くなった。」
Nakajin「うん。まぁでも僕もそうかな。」
Saori「うん。」
Nakajin「なんか聞き方がね、徐々に変わっていったのはありますけどね。」
Saori「うん。」
Nakajin「アルバムでやっぱずっと聞いてきたかな。青春時代は。」
Saori「10代とかは、うん。」
Nakajin「10代とかはね。」
Saori「ずっとアルバムだったね。」
Nakajin「うん。ちょっとじゃあ風景っていうのにフォーカスして、今日は風景を思い出す曲をそれぞれ選曲していこうかと思います。」
Nakajin「SEKAI NO OWARI、Nakajinです。」
Fukase「Fukaseです。」
Saori「Saoriです。」
DJ LOVE「DJ LOVEです。」
Nakajin「今日は風景を思い出す曲をそれぞれ選曲していこうと思います。じゃあ誰からいきますか?」
Saori「はい、じゃあ私いきま〜す。」
Nakajin「あ、じゃあお願いします。」
Saori「私、Saoriが風景を思い出す曲はモーリス・ラヴェル作曲、『ピアノコンチェルト ト長調』。」
1曲目(3楽章のうちの第1楽章が流れました。一応、全楽章のリンクを貼ります。)
Nakajin「はい。」
Fukase「うざいねぇ〜。」
Saori「(笑)」
Fukase「うざいんだよ。こういうときにクラシックを出すのがね、Saoriちゃんは(笑)」
Saori「(笑)」
Nakajin「ラヴェルですよ(笑)」
Saori「いやぁ、なんかこのラヴェルのコンチェルトって私が大学2年生のときにオーケストラと一緒に弾いた曲で。みんなも聞きに来てくれましたけど、大学まで。」
Fukase「LOVEさんいないでしょ?」
DJ LOVE「そのとき…、いないね。」
Saori「LOVEさんだけいなかったかもね。」
DJ LOVE「そんとき俺まだメンバーじゃない気がする。」
Saori「うん。」
Fukase「呼ばれてない?」
DJ LOVE「呼ばれてない…、かなぁ?」
Fukase「いやぁ、LOVEさんはあんとき呼んでも来なかった。BBQも来なかったもん。」
Saori「そうだよね。」
Fukase「そう。暗かったよぉ。」
DJ LOVE「そんときは暗かったねぇ。」
Fukase「暗いよ。」
Saori「(笑)」
Fukase「暗くて卑屈だった。」
DJ LOVE「影がすごかったでしょ、肩のあたりに。」
Fukase「(笑)」
DJ LOVE「暗すぎて。」
Fukase「でもねぇ、いっつもなんか仕事場で余ったお味噌汁のパックのやつ。」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「あぁ!あれ!」
Fukase「大量に持ってきてくれて(笑)」
Saori「持ってきてくれて(笑)」
Fukase「最初嬉しいんだけど『またコレかぁ。』って。」
Saori「そう(笑)」
Nakajin「(笑)」
Fukase「『しじみの味噌汁のやつ100個くらいあんじゃねぇか、うち。』っていう。」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「ずーっとアレを食べてたよね。」
Nakajin「ありがたかったよ。」
Fukase「しじみの味噌汁にご飯入れて。」
Nakajin「ねこまんま。」
Fukase「ねこまんまっていうの。食べてたよ。」
Saori「あぁ、やったりねぇ。」
Nakajin「ひたすら。」
Fukase「いやぁ、飽きてたよ、俺は(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「流石に(笑)」
Nakajin「(笑)」
Fukase「冷蔵庫、1/3くらいしじみの味噌汁だったからね。」
Saori「(笑)」
Nakajin「お金ないからしょうがないよね。」
Saori「いや、なんかそういうのを思い出すの。」
Nakajin「ひたすら飲んでたよ。」
Saori「なんか大量のしじみの味噌汁とか。あと、弟がバイト先から貰ってきてくれた大量のアップルパイとか。」
Nakajin「あぁ、アップルパイ。」
DJ LOVE「うーん!」
Nakajin「俺、2日間くらいずっと。」
Saori「Nakajin、2日間くらいずっとアップルパイ食べてたね(笑)なんかそういうのをこのラヴェルの(笑)」
Fukase「ラヴェルもびっくりだよ。」
一同「(笑)」
Fukase「ラヴェルもまさかしじみの安い味噌汁を思い出されてると思ったら『なんだろう、それ。』って。」
一同「(笑)」
Fukase「バタフライエフェクトみたいな感じだと思うよ、俺がラヴェルだったら(笑)」
一同「(笑)」
Fukase「『何がそうなってそこに辿り着いたんだろう。』っていう。」
Nakajin「遠い島国で(笑)」
DJ LOVE「多分ラヴェルは、味噌汁っていうものをそこで知るよね(笑)」
Fukase「うん。」
Saori「(笑)」
Fukase「『なるほどね。』って(笑)」
Nakajin「『味噌汁っていうものがあるのか。』って言って。」
Saori「いやぁ、めちゃめちゃ思い出すんで(笑)」
Fukase「多分ラヴェルは不本意だと思う。」
一同「(笑)」
Fukase「はい、じゃあ次いきましょうか。」
DJ LOVE「じゃあ、僕がいきますね。」
Nakajin「はい。」
DJ LOVE「僕、DJ LOVEが風景を思い出す曲はスチャダラパーの『サマージャム’95』です。」
2曲目
DJ LOVE「お届けしているのは僕、DJ LOVEが風景を思い出す曲、スチャダラパーの『サマージャム’95』です。この曲聞いてるとですね。」
Nakajin「はい。」
DJ LOVE「みんなも知ってると思う僕の数少ない友人の車の中を思い出すですよね。」
Nakajin「ふ〜ん。」
DJ LOVE「なんか夜中に友だちの車に乗ってラーメン食べに行ったりのときとかに、だいたい夏場はコレが流れてる。」
Nakajin「俺もよく連れて行ってもらったもん。」
DJ LOVE「夜中のね。」
Nakajin「うん。まぁほんとclub EARTHの話になるけど。」
Fukase「まこと家?」
DJ LOVE「まこと家。」
Saori「(笑)」
Nakajin「まこと家とかー。」
DJ LOVE「鮫洲のほうにある。」
Nakajin「壱六家とかですよ。」
DJ LOVE「壱六家だねぇ。」
2019年に閉店しているようです。
Nakajin「連れてってもらって本当に。パラサイトしてたよ、あんときは。貧乏でだったから。味噌汁しか飲めなかったから(笑)」
Saori「(笑)」
Nakajin「味噌汁とアップルパイだけだったから(笑)」
DJ LOVE「だいたい車の中の風景とリンクするんですよ。」
Nakajin「あぁ。」
DJ LOVE「歌詞もさ、車乗ってたりもする歌詞じゃないですか。」
Nakajin「まぁ車っぽいよね。“テープ”とか、ワードが出てきたりとかね。」
DJ LOVE「うん。とか、その歌い出しもさ車ん中じゃないけどさ“今日も暑い1日になりそうです”ってあんまり外に出たくない感じ。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「から始まるのもなんか車内の雰囲気と相まって、リンクしてるんですよねぇ。」
Fukase「めっちゃいいよね。俺コレで思い出すのは、すっげぇ暑くて耐えられなくてダイシンに入ったこと。ダイシンっていうスーパー(笑)」
Saori「ダイシン(笑)」
Fukase「『だぁ〜!はぁ〜!涼し〜!』っていう(笑)」
Nakajin「超ローカル(笑)」
Fukase「(笑)」
Saori「ダイシンはローカル(笑)」
Fukase「っていう曲だね。俺の中で。」
DJ LOVE「なんか、温度差があるんだよね、曲の中にも。外の暑さの表現と室内のキンキンな感じ。」
Fukase「そうそうそうそう。」
DJ LOVE「あの“そば屋”とか出てくるじゃないですか。」
Fukase「はい。」
Nakajin「うん。そばね。」
DJ LOVE「そば食べたりのときとかもちょっとそば屋の中の涼しい感じとか。で、なんかテキトーにご飯済ませる感じとか。」
Nakajin「いい。」
DJ LOVE「ちょっとだるい感じ。」
Saori「うん。」
DJ LOVE「っていうのが、思い出にすごい残ってる。」
Nakajin「気だるい感じがすごくいい。」
DJ LOVE「うん。」
Nakajin「いいですよ。いいと思います。じゃあ僕いっていいっすか?」
Fukase「いいっすよ。」
Nakajin「まぁ、いっぱいあるから迷うっていうか今も迷ってるんだけど。じゃあ僕はねアレにします。僕が風景を思い出す曲はHawaiian6の『LIGHT AND SHADOW』。」
3曲目
Nakajin「お届けしているのは僕、Nakajinが風景を思い出す曲、Hawaiian 6の『LIGHT AND SHADOW』です。コレはですねHawaiian6の1stアルバム『SOULS』というアルバムの1曲目になってるんですけど。僕コレを聞きながら本当におかしいと思うんですけど。受験勉強をしながらこの曲をかけて頭振りながら勉強してました。」
Saori「(笑)」
Fukase「え、勉強ってそういう感じでできるの?」
Nakajin「いや、自分でも不思議なんですけど(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Nakajin「熱唱(笑)」
Fukase「コレが足りなかったかも、俺。」
DJ LOVE「そうだね。」
Saori「私もしたことないなぁ。」
Nakajin「熱唱しながら。熱唱とは言ってもお母さんとかに聞かれると『勉強しなさい!』とか言われるから、小声で。」
DJ LOVE「小声で!?」
Nakajin「小声で熱唱してた(笑)」
Saori「小声で!?」
Nakajin「うん。いやぁ、すごい。このアルバムのイントロの。」
DJ LOVE「ね。ドラムのね。」
Nakajin「ドッツ ドッツ ドッツ ドッツ ダッ!っていうのが入ると。」
Fukase「ダァ〜ダー!ってね。俺もうそれで、俺、高校の時の目覚まし。マックスの音量で。」
一同「(笑)」
Fukase「起きないのよ、それで。」
Nakajin「マジ(笑)」
Fukase「『なんで!?』みたいな。『かかってなかったのか!?』ってお母さんに言ったら『アルバム全ェ部かかってたよ。』って。」
一同「(笑)」
Fukase「すごい爆音の中で寝れるんだよね。」
DJ LOVE「慣れちゃうんだよ。」
Saori「10代ってね。」
Fukase「うん。」
Saori「10代のときってなぜかそうだよね。今は絶対できないのに。」
Fukase「ちゃんと『 “A LOVE SONG” までかかってる。』って言われて(笑)(※1)」
※1
『SOULS』の最後の曲です。
一同「(笑)」
DJ LOVE「そういうときってお母さんのほうが詳しくなったりするときあるよね(笑)」
Fukase「お母さんイラッとしてたと思うよ。」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「嫌いになるよね(笑)」
Fukase「『こんな大きい音でかけてるのに起きないなんて、私が起こしたってしょうがないじゃない。』って。」
Nakajin「パンクを(笑)」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「その結果、中退ですよ。」
一同「(笑)」
Fukase「中退ですよ。最終学歴中卒ですよ。」
一同「(笑)」
Nakajin「いや、コレはみんな結構思い出深いんじゃない?」
DJ LOVE「うん。」
Fukase「うん。」
Nakajin「Hawaiian6さんの楽曲。僕ら『MAGIC』をね、カバーしたりしてますけど。」
Fukase「そうですね。なんか『SOULS』に関してはアルバムマックスがけみたいなのをずーっと車でかけてたね。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「アルバムリピートみたいな感じでね。」
Nakajin「捨て曲ないんですよ。」
DJ LOVE「ない。」
Nakajin「めっちゃいい。僕はもう受験真っ只中だったんで。」
Saori「大学受験ってことだよね?」
Nakajin「うん。あとね、結構英語詞じゃないですか。、Hawaiian6さん。」
DJ LOVE「はい。」
Nakajin「わかんない単語、難しい単語とか多くて。」
DJ LOVE「うん。」
Nakajin「俺そこで受験勉強ではないけど英語の単語がどういう意味なんだろう、っていうのをいちいち調べて。」
Saori「へぇ〜。」
Nakajin「意味を知ろうとしてましたよ。結構そういうのって残らない?」
DJ LOVE「残る残る。」
Nakajin「好きな曲の英単語ってさ。」
DJ LOVE「うん。俺多分Hawaiian6のそのアルバムで “irony” って言葉覚えた。」
Nakajin「ironyね(笑)」
Saori「(笑)」
Fukase「あぁ。分かるわ。」
Nakajin「 “discord” とかね。」
DJ LOVE「でてきましたね。」
Nakajin「なんかそういうの。すごいなんか、ビンビンくる単語多かったよね。」
DJ LOVE「多かったね(笑)」
Nakajin「すっごい覚えてますね。そんな感じです。じゃあFukaseくん。」
Fukase「じゃあ僕、Fukaseが風景を思い出す曲は銀杏BOYZで『光』です。」
4曲目
Nakajin「お。」
DJ LOVE「おぉー。」
Fukase「あれ、一緒にいたかわかんないけど。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「うん。」
Fukase「どこを思い浮かべるかと言うと僕らがよく行ってたラーメン屋さん暖々の。」
Nakajin「うん。」
Saori「だよね!」
DJ LOVE「あぁー!今思い出した!」
Saori「私もね、今『光』って言った瞬間にバッって。」
Fukase「暖々思い出した?」
Saori「今キタよ(笑)」
DJ LOVE「俺、暖々の天井思い出したもん。」
Nakajin「あの天井はもう(笑)」
Fukase「(笑)」
Nakajin「印象的でしたよね(笑)」
Fukase「でしょ?あの、銀杏BOYZってマスタリングの音量がでかいじゃない。」
Nakajin「はい(笑)」
DJ LOVE「でかい。」
Fukase「だから有線でかかってるときにさ、飛び抜けて。」
Nakajin「音圧がね、音圧がすごいんですよ銀杏BOYZ。」
Fukase「で、一応暖々は二郎インスパイア系だからそんな会話するラーメン屋じゃないからみんな黙々と食べるわけじゃないですか。」
Nakajin「そうですね。」
Fukase「黙々と食べてる中、急にかかる銀杏BOYZの爆音っていうのがね(笑)」
一同「(笑)」
Saori「めちゃ覚えてる(笑)」
Fukase「『コレはみんなどう思ってるんだろう。なんで急にこんな音量が上がったんだろう。』っていうふうに思ってるんだろう、って。」
Nakajin「いやぁ、覚えてる。多分みんないたと思う。」
Saori「みんなで食べに行った。」
Fukase「すごいロックだな、と思った、空間が。」
Nakajin「ね。」
DJ LOVE「丁度並んでるときだったと思う。」
Nakajin「そうそう。後ろの椅子で並んでるとき。」
DJ LOVE「みんなが食べてるのを眺めながら『あ、 “光” かかった。』みたいなね。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「なんかちょっと目を合わせるんだよね。」
Nakajin「うん。」
Fukase「『音がでっかくてすげぇ。』ッと思って(笑)『もうライブハウス。』って。」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「いやぁそれをすごい思い出しましたね。」
Nakajin「思い出すねぇ。」
Fukase「やっぱその、ちょっと硬派なラーメン屋さん行くとさ静かだからさ。」
DJ LOVE「あぁ、うん。」
Fukase「音楽すごいかかってるよね。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「かかってるね。」
Nakajin「結構注目しちゃう。」
Fukase「なんか入ってくるよね。」
Nakajin「うん。」
Fukase「やっぱ蒲田の大なんてさTOKYO FMだったじゃん。」
Nakajin「TOKYO FMだった(笑)」
DJ LOVE「それこそね、らーめん 大でSCHOOL OF LOCK!を。」
Nakajin「あぁ、そうそうそうそう。」
Fukase「SCHOOL OF LOCK!っつったら大で聞くもんだから。」
一同「(笑)」
Nakajin「そうなんだよ(笑)」
DJ LOVE「だいたいその時間に行くんだよ(笑)」
Fukase「そうなんだよね(笑)」
Nakajin「そういうのすごいあるなぁ。」
Fukase「いやぁ、なんかそういうの。」
Nakajin「ラーメン屋ってあるんだよね。なんか音楽性というか。」
DJ LOVE「うん。だし、ラジオ局もさラーメン屋さんによって違ったりするから。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「面白いんだよね。『ココ行くとこの局流れてる。』みたいな。」
Nakajin「あぁ。」
Fukase「でも完全に無音の所あるじゃん。」
DJ LOVE「ある。」
Fukase「あれはね、緊張感半端ないよ。」
Saori「え、暖々も結構無言な感じじゃなかった?」
Fukase「音楽かかってから。」
Saori「あぁ、そういうことね。」
DJ LOVE「音楽かかってないところは麺を啜る音をBGMに。」
Saori「そういうことか。」
Fukase「『…ゴチソウサマデス。』。」
Saori「なんであんなに威圧感。あれがいいのかな。」
Fukase「なんであんなに威圧感があるか?」
Saori「うん。すっごい緊張するんだよね。ラーメン屋さん行くとき。」
Nakajin「まぁ。」
Saori「なんか絶対残しちゃいけない、絶対作法を聞いちゃいけないとか。」
Nakajin「残さない下しさいみたいなね。」
Saori「自分が間違ったことしたかもしれない、ってラーメン屋さんでいつも不安になるの。」
Nakajin「まぁなんか呪文唱えたりするから。」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「そう、なんか急に全然何言ってるのかわからないことを『@#$%』っていうから。」
Nakajin「『ヤサイアブラニンニクマシマシデ』。」
Saori「あ、そうそう(笑)」
DJ LOVE「『オコノミハ。』って急に言われるからね。」
Fukase「うん。」
Saori「そう、だからすごいいつも緊張するんだよね。」
Nakajin「でもね、俺もしてるよ。未だに、ある程度。」
Saori「あ、そうなんだ。」
DJ LOVE「初めて入るお店とかはちょっとね。」
Nakajin「うん。」
DJ LOVE「いつ好み聞かれるかとかね、タイミング違うから。」
Nakajin「そう。」
DJ LOVE「1回目の入店が1番の勝負だから。」
Nakajin「もうね、その緊張感を楽しんですらいる。」
Saori「(笑)」
DJ LOVE「アミューズメントだよね、もう。」
Nakajin「うん。だから、『頑固ラーメン屋さん』っていう1つのエンタメだと思ってるから。」
DJ LOVE「うん。」
Saori「いやぁ…。なんかその壁を乗り越えられないんだよね。」
Fukase「某有名ラーメン屋さんなんてね、今はちょっと違うぽいけどね。目の前にある高菜を先に食べると追い出されるっていう。」
Saori「すごい(笑)トラップだもん、それ(笑)」
Nakajin「まず、スープを。」
Fukase「『食べちゃダメ。』って書いてあればいいのに書いてないから、そのラーメン屋。」
Nakajin「書いてない(笑)麺を先に食べちゃダメだし。」
Fukase「そうなんだよね。」
DJ LOVE「スープの上澄みを飲んでください。」
Nakajin「スープを混ぜちゃダメ。」
Saori「それ書いてないんでしょ?」
Nakajin「書いてない。」
Saori「それもうトラップだもん(笑)」
Nakajin「そう、トラップめっちゃある。」
Fukase「いや、『そんなご飯がねカンタンに最後まで食べれると思うなよ。』ってことだと思うよ。』
一同「(笑)」
Fukase「1年に1回くらいは思い出して。」
Nakajin「そういうメッセージ性が含まれてるんだよ。」
Fukase「メッセージ性だから。」
Nakajin「(笑)」
Fukase「お客さんは神様なんてもんじゃないから、もうほんとに。」
Nakajin「うん。」
Fukase「奴隷のようなお客様っていう。」
Saori「なるほどねぇ。」
Fukase「たまにはね、あったほうが。」
Nakajin「たまにはね。」
DJ LOVE「『美味しいラーメンをありがとうごさいます。』っていう気持ちでね。」
Nakajin「ありがたみをね、改めて感じる。」
Fukase「『食べさせていただいてる。』っていうね。」
Saori「まぁね。」
Fukase「そういう気持ちかな。わかんない、しらないけど(笑)」
一同「(笑)」
Fukase「お届けしているのは僕、Fukaseが風景を思い出す曲は銀杏BOYZで『光』です。」
Nakajin「はい、今日は風景を思い出す曲を選曲しました。」
DJ LOVE「『SEKAI NO OWARI “The House”』ではみなさんからメッセージを募集しています。番組への感想、質問、僕らに選曲してほしい選曲テーマなどどんなことでも大丈夫です。アドレスは http://www.tfm.co.jp/house 。
Nakajin「では、また来週日曜日にお会いしましょう。ここまでのお相手はSEKAI NO OWARI、Nakajinと、」
Fukase「Fukaseと、」
Saori「Saoriと、」
DJ LOVE「DJ LOVEでした。」